みなさん、平面図の着色はどうしていますか? 今日は、プロのランドスケープデザイナーが使っている、「 手描きの温かみ+デジタルの速さを兼ね揃えたレンダリングの方法」 を紹介します。 簡単にいうと、CAD図面に、iPadを使って、手描きで色付けしています。 慣れればテクス...

iPadで図面を手描き風にレンダリングする方法

 
みなさん、平面図の着色はどうしていますか?

今日は、プロのランドスケープデザイナーが使っている、「手描きの温かみ+デジタルの速さを兼ね揃えたレンダリングの方法」を紹介します。

簡単にいうと、CAD図面に、iPadを使って、手描きで色付けしています。

慣れればテクスチャを貼るよりもずっと速くできますし、設計初期からフルに活用できます。

では、早速その方法を見てみましょう。こちらの記事を翻訳しました。


手順:

ステップ1.CAD図面の用意

下絵となるCAD図面を用意します。細かい部分は、後から手描きすればいいので、ここではガイドライン感覚で大まかに描けば大丈夫。


ステップ2.CAD図面をエクスポート




CAD図面を同じ角度で二枚「PDFで印刷」します。一枚は人工の構造物、もう一枚は植栽のみを載せましょう。



ステップ3.ドローイング アプリで開いて、レイヤーを分ける


この2枚のPDFを、フォトショップで背景が透明なpng形式に変換してから、「SketchBook」などのドローイングアプリで読み込みます。これで製図線の後ろからでも着色できるようになりました。

着色したいのを我慢して、後に編集しやすいように、まずはレイヤー分けをしましょう。

ここでは、植栽だけで6枚、トータルで12枚ものレイヤーに分けています。


ステップ4.カラーパレットを決める

使う色を決めます。画面がチグハグにならないように、決めた色だけを使うようにしてください。色は参考にしたい写真から選んでもいいし、すでに完成されたレンダリングから選んでもかまいません。


ステップ5.着色開始


これで下準備はできたので、いよいよ着色を始めます。上の動画で実際に着色するところが見られます。

ポイントをまとめると:
  • ウッドデッキは、カラーパレットの一番薄い色で全体に着色してから、暗い色を重ねて、木のリアリティを出す。
  • 必要があれば、CADで描かれた木を手描き風に描き変える。
  • 高い樹木から着色すれば、下に隠れた植栽や地面を着色しなくて済む。
  • 影は全て同じ角度からさしているようにする。
  • 樹木は日が当っている感じを出すため、濃い色、中間色、薄い色の三色で塗り分ける。
  • 樹木のレイヤーを複製して少しずらすことで、きれいな影をつける。
  • エッジをまっすぐに塗るには、定規を当てるとよい。


ステップ6.完成!



いかがでしたか?個人的な意見ですが、「ランドスケープデザイナー」は、建築関連分野で、最も色彩感覚が強い職業です。

彼らの素材や色の使い方は、とても参考になります。

 
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